これだけ外国人観光客が地方の街に訪れるようになると、これまで「海外の人の取り込みは難しい」と感じていた飲食店のオーナーやホテルの総支配人も、「自分のところにも来てもらいたい」と感じるのではないでしょうか。
それにはまず、自分の店やホテルのホームページを多言語化する必要があります。
外国人客で売上を上げる
自社のホームページを多言語するには、面倒だしコストがかかります。しかも、そもそも日本語を外国語に変換することは難しい作業です。
しかし外国人客をターゲットにした戦略は、面倒とコストと難しさを克服してでも取り組む価値があります。
なぜなら外国人たちは、ガイドブックに紹介されていない飲食店やホテルに行きたいと考えているからです。
大都市以外の地域や田舎に行きたがる外国人は、「外国人が行きたがるような場所」にはもう行きたくないのです。
つまり、ホームページが日本語のままになっているような「穴場」の飲食店やホテルに行きたいのです。
ホームページを多言語できてない飲食店やホテルこそ、ホームページを多言語するメリットが大きいのです。
無料、手間いらずの方法がある
先ほど「外国語版の自社のホームページをつくることは、面倒でコスト高で難しい」と紹介しましたが、実は、
・手間いらず
・無料
・簡単
な方法があります。
それは東京のベンチャー企業、株式会社イーブレストが開発した、「ポリリンガル(Polylingual)」というシステムです。
ポリリンガルの特長は次の5点です。
・制作費が無料
・固定費が無料
・初期費用が無料
・英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語など14の言語に対応
・導入した飲食店やホテルが検索されやすい対策(SEO対策)を実施する
ポリリンガルでは、飲食店やホテルのホームページ内の日本語をピックアップして、外国語に翻訳していきます。この方式だと多言語化に手間がかからないので、それで制作費も固定費も初期費用も無料で提供できるのです。
もし、多言語できたホームページを見て、「プロの翻訳家に翻訳してもらいたい」と感じたら、プロ翻訳も有料(1字5円)で受けています。
ただ、飲食店やホテルのホームページの日本語は「込み入った内容」ではないので、無料の翻訳でほとんど支障がないと考えます。
他社も「日本語のホームページを多言語化するシステム」を販売していますが、無料トライアルはあるものの、一定期間がすぎれば月額5,000円ほどかかるのが通例です。
外国人が、自国の言語に翻訳された日本の飲食店やホテルのホームページを見つけて、「よし行ってみよう」と決断するまでに、一定期間が必要です。
そのため、月額制のホームページ多言語化システムですと、まだ外国人客の売上がないのに費用だけが発生することになりかねません。
有料方式はリスキーである、といえます。
まとめ~躊躇せず挑戦できるメリットは大きい
外国人観光客は「日本にお金を落としたい」と考えています。ライバルの飲食店や近隣のホテルも、それを知っています。だからこれからの日本のサービス業は、外国人客の争奪戦となるでしょう。
自社のホームページを外国語に翻訳することは、ライバルに一歩先んじることです。ポリリンガルのように無料であれば、躊躇(ちゅうちょ)せず挑戦できます。